相棒15の最終回が成宮寛貴さんの引退騒動へのアンチテーゼのように感じたので、ここでなぜ相棒15の最終回が成宮寛貴さんの引退騒動へのアンチテーゼだと感じたのかをまとめてみました。最終回に回想ではありますが、成宮寛貴さんが登場したのには、製作陣の愛を感じました。
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相棒15最終回のタイトル「悪魔の証明」
相棒15最終回のタイトルは「悪魔の証明」です。
この「悪魔の証明」という言葉の意味をご存知ですか?
悪魔の証明とは、証明することが難しいことを意味しています。
詳しくは↓こちら。
証明が非常に困難なものごとを表す比喩表現。古代ローマ法において所有権の帰属証明が極めて困難であったことから、この言葉が初めて用いられたとされている。現代においては、権利関係や消極的事実の証明に関する法的表現であるが、転じて一般に、証明が極めて難しいこと全般に対し用いられている。例えば、赤いカラスがいないことを証明するためにはすべてのカラスを調べなければならず、立証することは事実上不可能である。特にこうした「事実の不存在の立証が求められること」を悪魔の証明と呼ぶことが多くなっており、卑近な論争でも盛んに用いられている。
引用:https://kotobank.jp/word/
具体的に分かりやすい例として“サンタクロースが存在しないという証拠はない。だからサンタクロースは存在する。”などが挙げられます。
なんとなくイメージできたでしょうか?
相棒に出演していた成宮寛貴さんの引退騒動の原因ともなった“薬物疑惑”もこの「悪魔の証明」にあたると思います。
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相棒15最終回の内容
相棒15最終回では、成宮寛貴さんを意識しているような点がいくつかありました。
- 冒頭で述べた悪魔の証明が題材であること
- 週刊誌がストーリーに絡んできたこと
- 今回の事件の重要な部分が成宮寛貴さん出演の内調事件だったこと
などです。
最終回で、右京さんが珍しく激昂して発した言葉は「想像が及ばないなら黙っていろ!」という言葉でした。
右京さんであれば、いくら怒っていたとしても「黙っていなさい」という言葉遣いをすると思うんです。
それなのにあえて「黙っていろ!」というセリフにしたのには、いつもとは違う右京さんを表現しているのであって、セリフに深い意味が隠されているというメッセージのように感じました。
今回の相棒の内容は、成宮さんの引退騒動のことを彷彿とさせたので…
この言葉は、成宮さんのスクープを掲載したフライデーやリークした人、薬物疑惑の件で踊らされる世間に対してのメッセージだったのではないでしょうか。
相棒15最終回に成宮寛貴さん登場
相棒15最終回の内容から成宮さんの引退騒動のことを感じさせられたのですが、この作品が成宮寛貴さんの引退騒動に対するアンチテーゼだと強く感じたのは…
成宮寛貴さんが登場した時でした。
回想のシーンではありましたが、ダークナイトのカイト(成宮寛貴さん)が映像で写ったんです。
もちろんエンドロールにも成宮寛貴さんの名前が載っていましたよ。
このことから、相棒製作スタッフの成宮さんへの愛を強く感じました。
なので、成宮さんの引退騒動への疑問を投げかけるような、騒動へのアンチテーゼともとれる題材を相棒15の最終回にもってきたのかな?と感じました。
カイトくんが...!今日のハイライトはそこ。
「悪魔の証明」=やっていない・できないことを証明すること、は難しい。ダークナイト除いてはカイトくんの相棒がいちばん好きだったし、なんかテーマに成宮くんのことを想ってしまった。いつの日かまたみたいなぁ。 #相棒 #aibou— Yuri (@nyanco86) March 22, 2017
今日の相棒を思うと、成宮寛貴が再登場するようなことがあれば、今後もっと面白い展開も期待できたんじゃないかと、残念で仕方ない
— ツッチー (@yt_survive) March 22, 2017
https://twitter.com/nari725hiro/status/844565395725987841
まとめ
人それぞれ感じ方は違うと思いますが、個人的に相棒15の最終回「悪魔の証明」は成宮寛貴さんの引退騒動へのアンチテーゼだと捉えました。
内容的に、成宮さんが引退していなければ、ダークナイトのカイトが復活する可能性もあったように思います。
伏線回収などがあまりされなかったので、物足りないと感じた方も多かったかもしれませんが、題材は相棒15の最終回としては、ふさわしかったのではないでしょうか。
今回、成宮寛貴さんの顔を見て、俳優として素晴らしい人だったなぁと改めて感じました。
復帰を切に願います。
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